楽天モバイルで利用する楽天Linkの電話やSMSは使い放題で無料0円だといっています。
サブ機として電話を主に使用して電話専門機種にしデーター制限をして1G未満にして使用して980円(税抜き)運用にしてみたりと色々と試行錯誤して努力されている方も多いです。
それでも、通話料やSMS料金が0円でなくて数百円など請求されてしまうケースを度々みかけます。
一方で知らずのうちに電話料金が0円でなくて月の請求をされてしまって後から
楽天モバイルの電話料金が0円じゃないと憤慨したり後悔したりする方も多く見られます。
楽天モバイルのシステムをよく理解していなくて請求されてしまうパターン
と
楽天モバイルの契約上のことを理解していなくて勘違いしてしまっているパターン
の2つに分けられます。
楽天モバイル機能の使用の間違い
- 楽天リンクの操作間違い
- データー容量の使いすぎ
楽天モバイルの契約上の勘違い
- 無料キャンペーンの勘違い
- オプション契約
- 2台目契約の料金勘違い
楽天モバイル側でも通話料が0円でない場合の具体例として6つの原因を掲載しています。
Rakuten Linkを利用しているにも関わらず、通話料金が発生している場合は下記6つに該当することが考えられます。
1. 無料対象外の電話番号に発信した
2. OS標準の電話アプリの着信履歴から折り返して発信した
3. Webサイト上の電話番号を押して発信した
4. 着信転送を利用して料金が発生した
5. 「1417」に発信して留守番電話を再生した
6. RakutenLinkからログアウトしている
引用:楽天モバイル公式「通話料金が請求されているのはなぜですか」
それらも踏まえて
最初に楽天モバイルの電話やSMSが無料でなく0円以上の請求をされる代表的な有料になるパターンからご紹介していきます。
先ずは「利用明細と各種明細の確認方法」でどの料金が発生しているかを確認しましょう。
おかしい請求1 : 既存電話アプリで電話
楽天Linkは知らない方もいますが「楽天回線以外の他の回線」でも利用できます。
-
参考楽天リンクは楽天モバイル以外のWi-FiのみでOK!楽天圏外でも電話ができる裏技
楽天モバイルが急に圏外になって楽天モバイルを格安端末目当てで契約したした人たちが解約を始めています。 まさか通信キャリアに参入した楽天モバイルが町中で圏外になってしまうとは夢にも思わなかったですね。 ...
続きを見る
たとえれば
「LINE電話と全く似たようなような仕組み」で通話の送受信をしています。
無料通話を利用するにはLINEと同じで
楽天Linkアプリを立ち上げて楽天Link経由で電話をしないと無料対象にはなりません。
- 楽天link → 無料 0円
- 標準アプリ → 有料 22円/秒
気を付けて皆さん楽天linkを利用して電話をしているのに何故間違ってしまうのでしょうか?
それには訳があります。
スマホには買った当初からある既定の電話アプリがありますが、何かしらのタイミングで楽天リンクではなく既定の電話アプリが立ち上がることがあります。(殆どはiPone)
知らないでそのまま折り返してしまったりすると30秒22円が発生してしまいます。
rakuten Linkを利用した場合通話料金は発生しませんが、デフォルトの通話アプリでの発信は通話料金が発生します。
その中でも時に1・2番で多い間違いによる楽天モバイル通話が有料になるパターンが以下の通りです。
- 既存電話アプリで着信 → そのまま既存電話アプリで折り返し発信
- ネットのホームページに記載されている電話番号を選択 → 既存電話アプリが起動して発信
先ず請求されている内容を確認しましょう。
通信の内訳をみれば、どこに誰に?いつ?どれくらい通話して料金が発生しているからわかります。
着信が既存電話アプリで誤発信して有料
相手側が楽天Linkであろうが他社回線であろうが何かのタイミングで
楽天リンクで着信せずに既存の電話アプリで着信することがあります。
私の場合も良く電話をする同じ楽天モバイルの楽天Linkのユーザーから着信がありますが、
不思議なことに楽天Linkで着信することもあれば既存電話アプリで着信する時もあります。
- 70% 相手:楽天リンク → 私:楽天リンク
- 30% 相手:楽天リンク → 私:既存電話アプリ
割合的には楽天Linkと既存電話アプリの着信の比率は7:3ほどでしょうか。
意外に多く普通の電話アプリでの着信があります。
既存の有料になる電話アプリで着信したことを知らないで、
そのまま既存電話アプリで折り返し発信してしまうと「国内通話は30秒22円」かかってしまいます。
楽天モバイルでも下記のサイトで注意喚起しておりますが
特に年寄りやスマホが詳しくない人は間違ってしまう可能性が多いようです。
「OS標準の電話アプリ」の着信履歴から折り返して発信すると通話料金が発生しますので、「Rakuten Link」で電話番号を入力し直した上で発信してください。
ホームページ上の電話番号を選択して有料
スマホでホームページにある「電話をかける」というバナーをクリックすると楽天リンクが立ち上がらずに通常の電話アプリが立ち上があります。
知らずにそのまま電話してしまうパターンです。
良くあるのがグーグルマップでお店を探して通話を選択して電話してしまうときです。
公式サイトでも注意喚起しています。
Webサイト上に記載されている電話番号のURLや電話アイコンなどは、「Rakuten Link」からの発信にならない場合がございます。
「OS標準の電話アプリ」が立ち上がり、そのまま発信した場合は通話料が発生しますので、ご注意ください。
既存電話アプリでの発信をしないようにする対策
楽天モバイルで電話料金を通話料を0円にするには楽天Link経由で電話発信をしなければなりません。
そこで誤発信しないようにする対策としては2つ
- 常に発信する時に楽天Linkで発信しているかを確認する
- 楽天リンクで強制的に発信するアプリを使う
1つ目は
発信する時に楽天Linkアプリで発信するかを確認する方法。
電話のアプリがデザインなど見た目も表示も全然違うために普通なら気が付くはずです。
既存の電話アプリで着信していたことに気が付いたら電話番号をコピーして楽天リンクのの電話番号の欄に張り付けして発信するだけです。
少しは面倒ですが間違いはありません。
2つ目は
楽天Linkだけで発信するように既存電話での受発信を防止するためのアプリの利用です。
Rakuten Linkサポータ
私も知り合いにもDLして楽天モバイル端末にいれてあるので誤発信が全くなり重宝してますのでご紹介しておきます。
※ただし楽天モバイルの公式アプリではありませんのでご自身の責任においてDLください。
残念ながらAndroidのみのアプリとなっています。
このアプリを電話のデフォルトに設定すると
ホームページ上の電話をクリックしても「楽天の無料電話で発信しますか?」と画面がでたり、強制的に楽天linkに切り替えて発信してくれる優れものです。
詳しくはアプリの説明へ→https://rironriron.web.app/link/
※このアプリは楽天モバイルの公式アプリではありません。
このアプリは、楽天モバイルを契約されている方が「Rakuten Link」での無料通話をスムーズに開始できるよう手助けするアプリです。通話料が有料となる「電話」アプリで発信しようとした時に、自動的に「Rakuten Link」に切り替えることで、通話料の節約をサポートします。
私は楽天モバイルを利用している知り合いや年寄りの方などに説明してDLして使ってもらってます。
私も含めて誤発信がなくなり通信料が有料になることが無くなりました。
おかしい請求2 : 既存SMSメッセージを使う
先の電話と同じでSMSも気をつけて楽天モバイルのメッセージ経由でSMSを送信していればいいのですが電話と同じようにSMSも楽天LINKのメッセージで受けとらなくて通常のSMSで受け取る場合があります。
特に企業からのSMSメッセージや二段階認証などのSMSメッセージです。
楽天Linkに登録されていない電話番号からは通常のSMSに受信されてしまうことも度々あります。
- 相手:既存SMSメッセージ → 私:楽天リンクSMSメッセージ
- 相手:既存SMSメッセージ → 私:既存SMSメッセージ
電話と同じように知らずに既定のSMSで返信してしまうとやはり料金が「1通3.3円」が発生してしまいます。
Rakuten Linkを使用しないデフォルトのSMSアプリでの送信や、Google Play ストアにて楽天モバイルキャリア決済を設定する際は、SMS送信料(3円(税込3.3円))が発生します。
引用:楽天モバイル公式サイト「覚えのない請求が発生している」
有料SMSで誤発信しないための対策
着信されたSMSが通常のSMSか?もしくは楽天LinkのSMSか?常に判断して確認してから手動で返信するしかありません。
特に先の強制的に楽天リンクのメッセージに切り替わるアプリなども無いので注意が必要です。
見た目からSMSアプリが違うのでいつも使っている楽天リンクのメッセージでない場合は注意しましょう。
相手が楽天Link経由でSMSを送信した場合は問題ありませんが
違う回線などでSMSを送信されると既存SMSで受信されてしまうことが度々あります。
+メッセンジャー・メッセージなどスマホに元々あるSMSで受信した場合は
面倒でも楽天LINK経由でメッセージを送信しましょう。↓
おかしい請求3 : 楽天Link不可の有料の電話番号で発信
Rakuten Linkから発信した場合でも「一部特番への発信」または「着信先が海外」の場合は通話料が発生します。
大半のネットでの買い物や問い合わせの0570の有料のナビダイヤルです。
楽天リンクで0570発信する時には「標準アプリで発信します」と必ず表示され
標準アプリが起動して画面が切り替わるので気が付く人が多いのですが、
それでも一定の割合でそのままかけてしまい。
後から高額な請求がきてびっくりしてしまう人がいるのも事実です。
0570ナビダイヤルの料金は・・・・
Rakuten Linkから発信した場合でも、「一部特番への発信」または「着信先が海外」の場合は通話料が発生します。
引用:楽天モバイル公式サイト「Rakuten Linkで発信をしても、通話料が発生する電話番号を教えてください」
有料ダイヤルを楽天モバイルで無料発信する方法・対策は?
現在は多くの企業の問い合わせ先はこの0570ダイヤルを利用しています。
特に宅急便などの業界ではヤマト運輸や佐川急便など荷物の問い合わせは全てこの0570有料ダイヤルになっています。
楽天モバイルの楽天リンクでは0570発信は使用不可ですし他のモバイル会社でも同様ですので打つ手はありません。
対策としては
もし可能であれば「楽天リンクで繋がる一般の電話番号」を見つけることです。
一般電話番号の記載がなければなかなか難しいですね。
おかしい請求4 : 留守番電話を1417発信で有料再生
また意外に多いのが留守電再生で請求される場合です。
普段はRakuten Linkの中にある「留守番電話」アイコンから再生した場合は無料です。
しかし着信されたSMSメッセージの内容をみて147発信して留守番電話の再生をしてしまうと料金がかかります。
これも仕組みを知らずにしてしまっている人も多いです。
Rakuten Linkを使わずに「1417」に発信して再生する留守番電話の再生方法です。
「1417」に発信して再生した場合、通話料金が発生しますのでご注意ください。
- メッセージの再生には別途通話料が発生します。Rakuten Linkでは無料で再生できます。再生方法は「留守番電話を再生する(無料)」をご確認ください。
留守番電話の再生で有料にしないための対策
間違ってもメッセージSMSの147から留守番電話を再生しないことです。
必ず楽天リンクの留守番電話の設定をONにして楽天リンクから再生しましょう。
なお注意点がいくつかあります。
- ※非通知発信の場合は留守番電話通知のSMS(1417)は送信されません。
- ※保存期間(1週間)を過ぎたメッセージは自動的に削除されます。
ずっとは保管されていませんので、どうしても保管したい場合は再生して他のアプリで録音保存しておきましょう。
おかしい請求5 : 知らずに目標のデーター量量を超過
楽天モバイルではデーター使用量に応じて使用料金が変化します。
3G未満で月利用しようとしたとしても3Gを少しでも超えてしまえば1078円でなく2178円となってしまいます。
※なお電話やSMSのデーター通信量は加算されないため、何分でも何回でも通話してもデーターは加算されません。
- 3Gまで 1,078円
- 20Gまで 2,178円
- 20G以上 3,278円
参照:楽天モバイル「料金」
データー容量オーバーで料金加算請求されないための対策・方法
例えば
最低料金の3G未満で月々利用する目標でいる場合はデーター制限の設定をする必要があります。
スマホのデーター制限を設定する方法は
Androidの場合
- 「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「毎月のリセット日」を「1日」に設定
- 「データー使用量の警告と制限」を選択
- 「データー使用量の警告」をON
- 「データー使用量の警告設定」を「2.5G」に設定
- 「データ上限を設定」をON
- 「データ上限の値」を「2.99G」に設定
このように設定することでデーター使用量が3G近くになったら警告して3G未満でデーター使用が停止します。
おかしい請求6 : iPhoneで知らずにデーター消費
アイホン利用でiOS15以降でiOS版の「Rakuten Link」の「iCloud+」のプライバシー保護機能がオンになっていると
本来は課金対象ではないRakuten Linkアプリ同士のメッセージ送受信、電話の発着信のデータ利用量が課金されて料金発生していまいます。
プライバシー保護機能とは
Apple社が iCloud+サブスクリプションの一部として提供している、新しいインターネットプライバシー保護機能です。Safariブラウザご利用時、ユーザーのIPアドレスや位置情報、Webページの閲覧履歴等を秘匿したまま通信できます。最初の設定はOFFになっております。
iPhone向けiOS 15以降で新たに搭載される「iCloud+」のプライバシー保護機能「プライベートリレー※1」をONにしてデータ通信を行なった場合、以下の事象が確認されております。
影響(2021年9月21日時点)
通常、課金対象ではない以下サービスのデータ利用量が、課金対象としてカウントされます。
Rakuten Linkアプリ同士のメッセージ送受信、電話の発着信
※なお、Rakuten Linkアプリを用いた通話料につきましては、一部電話番号への発信を除き、無料でご利用いただけます。
my 楽天モバイルのご利用
引用:公式サイト「iOS 15以降でプライベートリレーをご利用のお客様へ 」
対策としては
iOS15以降でiOS版の「Rakuten Link」の「iCloud+」のプライバシー保護機能をOFFにするだけです。
おかしい請求7 : オプションを契約
ネット上で契約する時にオプション契約の画面が沢山出てきます。
そこで知らずにチェックしてしまって、あとから月々のオプション料金が数百円請求されるパターンです。
ただ契約最終画面で請求の確認画面がでてくるのでそれほどの間違いはないようです。
- マホ操作遠隔サポート
- ノートン™ モバイル セキュリティ
- 楽天モバイルWiFi by エコネクト
- あんしんコントロール by i-フィルター
- 持ち込みスマホあんしん保証
- 15分(標準)通話かけ放題
- 国際通話かけ放題
- あんしん操作サポート
以下オプションサービスは新規お申し込み・製品購入時のみお申し込みできます。
- スマホ交換保証プラス
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
- 楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム
おかしい請求8 : キャンペーンが終了
現在の楽天モバイルのキャンペーン
以前は1年無料とか3か月無料キャンペーンとかしていました。
現在は無料キャンペーンは実施していませんが、そのキャンペーン無料期間をわすれてしまうことで使いすぎで請求されてしまうパターンです。
無料期間の設定はちゃんとしておかないといけませんね。
9: 機種が実質無料0または1円だと勘違い
あまり間違いは無いとは思いますが実質無料となっていても0円や1円で機種を購入できるわけではなくて「楽天ポイントの還元」になります。
更にポイント還元は3か月後とか結構おそくに還元されるので一旦請求されるので「あれ無料じゃない」となってしまいます。
還元されたポイントは現金化はできませんし、購入金額に充当もできないのでやっかいです。
月の利用料金にあてて支払いもできますが無料利用をしていれば充当もできませんので上手く楽天ポイントを楽天エディなどに変換して利用するしかありませんね。
【まとめ】楽天モバイルでおかしい通話料が発生したら明細を確認
例えば楽天モバイルを20G以上で使用した場合は消費税込みで3281円のみとなる筈です。
もしそれ以上に料金が発生した場合には通話料やオプション料金が発生していることになりますので必ず明細を確認するようにしてください。
月無料0円だとおもていたら月の利用料金が請求されて引き落としされていた。
付随:楽天モバイル請求の明細を確認する方法
その詳細を知りたいと思うお方はMYページで確認できますので何が請求されているのか見てみましょう。
楽天モバイルは0円で使えると安易に考えて契約してしまうと仕組みも知らずに使用し続けてあとから高額請求されたという人も多く見られます。
主に自分でネットで契約される方に多く見られます。
契約に不安な方はどれくらいの料金が発生するのかオプションの解約はいつだと大丈夫かなどチャットもしくはメールで
事前に確認されるのがよいと思います。↓
-
楽天モバイル直接オペレーターと話せる9つの電話番号
出典:楽天モバイル公式サイト ※2023年4月平日 問い合わせする場合は上のようにチャットか電話の選択ができますが電話だと時間が相当かかります。 2023年4月の平日であれば電話での問い ...
続きを見る
またどうしてもチャットや電話では不安な方は楽天モバイルの専門ショップで設定までしてもらう方がよろしいかと思います。
ちゃんと楽天モバイルの仕組みをしっかり頭にたたきこんで上手く月0円で運用できますように