楽天モバイルが2022年7月から1G未満0円サービスを終了して3G未満980円に変更になりますので料金が変更になります。
※2022年7月1日スタート予定!Rakuten UN-LIMIT VII(料金プラン)
2022年になって楽天モバイルが場所によって圏外になっている現象が起きています。
もしも楽天モバイルが圏外になったとしても他社の回線に接続できれば通話もネットもできますね。
そんな楽天モバイル圏外の救済対策としても「マイネオmineo」を併用をすることで格安に通話することができます。
楽天モバイル 3G未満 | mineo マイそく最大1.5Mbpsデーター使い放題 | 合計 |
1078円 | 990円 | 2068円 |
ただし「mineo マイそく最大1.5Mbpsデーター使い放題」にもデメリットもありますので十分にご検討してご利用ください。
※詳しくは別途ご説明しています。
使用条件
- スマホ1台でSIM2つ設定できるデュアルSIM仕様
- 2台持ちで楽天モバイルスマホ+「mineoスマホ」又は「ポケットWi-Fi」
月の支払い金額
- 楽天モバイル=>
1G未満で0円3G未満で980円(税込1,078円) - マイネオ=>「マイそく」でデーター使い放題990円
それでは詳しく解説していきます。
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楽天モバイルとmineoを比較|似た条件で4項目で検証
2022年になって楽天モバイルの改変があり0円サービスが消失してしまいました。 更にKDDIのau回線のパートナー回線の契約解消も進んで更に楽天モバイルの通信環境が悪化して楽天モバイルを解約する方が大 ...
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楽天モバイルをmineo併用で電話やデーターが使い放題できる仕組み
実は楽天リンクでの電話は楽天モバイルの契約をしてSIMを設定してしまえばモバイル回線は楽天回線以外の通信でも可能なのです。
楽天モバイルSIMを挿入しているスマホが圏外になってしまうと電話ができなくなってしまいます。
けれども
他のデーター通信と接続することで楽天回線が圏外だとしても楽天linkで電話やSMSなどのショートメールも使い放題で利用できるようになります。※iPhoneは電話の制限があるので例外(別途記載)とします。
また
他の使い放題のデーター回線とWi-Fiなどで接続することで
スマホでの動画などYouTubeなども楽天モバイルのスマホで鑑賞しているようにデーター容量を気にせず利用できます。
- 楽天linkの電話・SMSは楽天回線でなくても他のデーター通信で利用できる
- 楽天モバイル+他社回線でOK
楽天モバイルmineo併用のメリット・デメリット
楽天モバイルとmineoを併用する人が多いということはデメリットよりメリットがあるということです。
では実際にどんなメリット・デメリットがあるか見ていきましょう。
メリット
メリットを箇条書きにして細かいことは別途ご説明します。
メリットからみて楽天モバイルの2回線併用をお勧めする人のタイプは
- 楽天モバイルが圏外になったとしても楽天モバイルを継続して使用し続けたい人
- データーを使い放題で使用したいがスピード速度を重視しない人
動画たまに見たりLINEの映像会話をする人なども大丈夫です。
- 通信料の節約・最安値で「電話SMS使い放題+データー使い放題」
- 通信障害のリスク回避・圏外でも楽天Link電話が利用可能
- 電話番号の使い分け・楽天とmineoの2番号
1番目の通信料の節約では
データー通信使い放題はmineoにして電話は楽天リンクの使い放題にすることで通信料金が楽天モバイルだけより安くなります。楽天モバイルは3G未満使用で月980円で運用できます。
※細かくは別途
2番目の通信障害のリスク回避では
楽天モバイルは楽天回線・mineoはDoCoMo・au・Softbankの3回線から1回線を選ぶので2回線のデーター通信が可能になります。
最近多い通信障害でも他社通信が可能で、更に楽天モバイルの圏外問題も克服できます。
3番目の電話番号の使い分けは
楽天モバイルとmineoの電話番号が付与されるので、メインは楽天モバイルの電話番号にしておいて、mineoの電話番号をサブの電話番号にしてあまり知られたくないネットショッピングや問い合わせなどに利用できます。
デメリット
デメリットでいえば今回提唱してるmineoの「マイそく」で見てみます。
一番のデメリットが昼の時間帯の低速制限です。楽天モバイルに切り替えしている時間が長くなるほど3G未満という条件を超えてしまいます。3G以上20G未満の料金体系2178円に切り替わり当初の2000円台の予算オーバーの3168円になってしまうことです。
楽天モバイルとmineoの併用をお勧めできない人は
- 昼にデーター通信をよく使う人※「マイそく」に限る
- 動画やゲームなどスピード重視している人
- iPhoneユーザーの人
詳しく見ていきましょう。
- 昼1200~1300の時間の速度制限最大32kbps
- 3日10Gの速度制限
- 最大で1.5Mpbsの速度
- iPhoneは電話の制限があるので例外(別途記載)
「mineoマイそく」はデーター使い放題なのでとても良いサービスなのですが昼の1時間がなんと32kpbsしか速度が無く昼休みにネット閲覧や動画そしてpaypayなどのデジタル決済ができません。もちろんポイント決済も・・
昼には使えないので昼だけ楽天モバイルのデーター通信に変更すると月料金が加算してしまいます。※私も同じく使いづらいと思いました。
他では楽天モバイルではほぼデーター制限が無いのですがmineoでは3日10Gの制限があるので動画をよく見る人は制限がかかってしまいます。ただ1.5Mpbsなので動画などもそれなりに鑑賞できますので速度的には問題が無いと思えました。
後は楽天モバイルではAndroidでは制限がありませんが、iPhoneだと他社回線を利用すると非通知になってしまうなど制限がかかってしまいます。iPhoneユーザーの場合は楽天モバイルとの他社回線併用はなかなかお勧めできない状況になっています。
Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの電話(固定電話や、OS標準の電話アプリなどからの発信)を着信する場合、今まではお客様のRakuten Linkアプリに着信しましたが、仕様変更後はiOS標準の電話アプリに着信するようになりました。
【参考サイト】重要:Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関するお知らせ(2021年7月5日更新)
つまり楽天電話の通常の電話を着信するためには楽天モバイルが圏外の場合はRakuten Linkアプリを利用していない人以外からは着信ができなくなります。
詳しくは↓
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楽天モバイルでiPhoneおすすめしない理由と4つのデメリット
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楽天モバイルmineo併用の最安値の内訳
楽天モバイルの最低料金のデーター使用3G未満の1078円とマイネオmineoのマイそく「スタンダード最大1.5Mbps」の音声付データー使い放題990円の組み合わせの合計2068円が最強の組み合わせになります。
新しい電話番号とSMSが利用出来てデーターも使い放題の最高のサービスです。
楽天モバイル 3G未満 | マイネオmineo マイそく最大1.5Mbpsデーター使い放題 |
合計 |
1078円 | 990円 | 2068円 |
利用できる回線は3つ DoCoMo・au・Softbank
データー通信を20G以上使ったとしてそれぞれ比較してみましょう。
楽天モバイルのみ | 楽天モバイル1G未満+mineoマイそく 併用 | 差額 |
3278円 | 2068円 | 1210円(37%安) |
となって楽天モバイルで20G以上使った場合と比べて1000円以上で約4割も安くなります。
楽天モバイル
データー通信を停止→データー通信0Gのため月額料金0円
※改変のためデーター通信は3Gまで980円(税込1,078円)となります。
- 「マイそく」スタンダード最大1.5Mbps 月額990円
合計 月額2068円
「マイそく」は最大1.5Mbpsもデーター使い放題で音声付も同じ料金で本当にお得なサービスですが・・・
ただし注意項目が1点あります。
注意
- 昼の時間帯(1200~1300)は速度が最大32kbpsとなり音声通話(マイネオ)ができる程度になります。
- 3日間10G制限があるので映画など続けて何時間も動画鑑賞などは不向きです。
楽天モバイルmineo併用で楽天リンク話し放題の設定方法
楽天モバイルを開通して電話やSMSは楽天モバイルを優先で設定してデーター通信はOFFそしてデーター通信はマイネオに設定します。
- 楽天モバイルSIMを設定して楽天linkのアプリをインストールして楽天リンクで電話ができるのを確認する。
- マイネオmineoのデーター通信SMS無しとパケット放題Plusを申込
- 楽天モバイルのデーター通信をOFF
- マイネオmineoのSIMをセットして制限ONを設定しする
mineoの申込や設定手順などの詳細は別途
スマホで1台で利用する場合
デュアルSIMであれば1台のスマホで楽天モバイルとmineo併用できます。
デュアルSIM対応のスマホは2種類のSIMを利用できます。
「DSDV」デュアルSIMデュアルスタンバイ
SIMで通話いる場合は片方のSIMカードで通信出来ません。
2つのSIMで同時に通話することは出来ません。
「DSDA」デュアルSIMデュアルVoLTE
2つのSIMで同時に通話することは出来ません。
【公式楽天モバイルサイト】
SIM、デュアルSIM(DSSS、DSDS、DSDV、DSDA)とはなんですか?
デュアルSIMが利用できる楽天モバイルの機種としては
iPhoneのデュアルSIM機種としては
- iPhone 12 mini iOS14.1以降
- iPhone 12 Pro Max iOS14.1以降
- iPhone 12 iOS14.1以降
- iPhone 12 Pro iOS14.1以降
- iPhone SE(第2世代)iOS13.0以降
- iPhone 11 iOS13.0以降
- iPhone 11 Pro iOS13.0以降
- iPhone 11 Pro MAX iOS13.0以降
- iPhone XS iOS12.1以降
- iPhone XS Max iOS12.1以降
- iPhone XR iOS12.1以降
ただし※iPhoneは電話の制限があるので例外(別途記載)とします。
【公式楽天モバイルサイト】
緊急機関(110番/118番/119番)への発信ができない事象が確認されております。
androidのデュアルSIM機種は
楽天モバイル対象機でデュアルSIMであれば問題がありません。
公式サイトで確認ができます。↓
【楽天モバイル公式】楽天回線対応製品
SIMを2枚挿入するタイプもありますが今の主流はeSIM とnanoSIMです。
メモ
mineoは物理的SIMしかないためにnanoSIMを利用します。
そして楽天モバイルはeSIMの組み合わせになります。
現在楽天モバイルが物理SIMも場合はeSIMに変更しなければなりません。
- eSIM→楽天モバイル
- nanoSIM→mineo
eSIM(イーシム)とは
スマホに内蔵された本体一体型のSIMでSIMの挿入や差し替えは不要です
【楽天モバイル公式サイト】eSIM(イーシム)とは
2台持ちで利用する場合
既に楽天モバイルを利用している方は,更に古いスマホやポケットWi-Fiの機種を揃えます。
- マイネオmineo
を契約してSIMを設定する
- マイネオmineo
SIMを設置したスマホをテザリング設定・Wi-Fiを設定
- 楽天モバイルのスマホのデーター通信をOFF
- 楽天モバイルをWi-FiをONにしてmineoの機種と接続する
たったこれだけで楽天モバイルの回線の使用ゼロでも楽天リンクの電話SMSがし放題になります。このパターンで私は楽天圏外の旧場をしのぐことができました。※ただし弊害もありましたので後述します。
もちろんWi-Fiで繋がっているデーター通信でも使い放題で利用できます。ただしテザリングでWi-Fi接続した場合は注意も必要になります。
楽天モバイルの公式サイトでも明言していますがWi-Fiで接続した場合に発着信が非通知になるケースが生じます。↓
楽天モバイルが圏外でWi-Fiにのみ接続している場合に非通知になる条件
- 発信: 相手がRakuten Linkをご利用ではない人→非通知
- 着信: Rakuten Linkの連絡先に登録されていない方→非通知
引用:公式楽天モバイル「[Rakuten Link]発着信が非通知になるのはなぜですか」
実際に私も旧スマホにマイネオSIMを挿入してテザリング使用にして楽天モバイル圏外スマホにWi-Fiでつなげて自宅に通話したところ不通???あれっと思い何度もかけても不通。
その理由が自宅の電話はNTTの固定電話で迷惑電話や詐欺電話予防でナンバーリクエストをしていました。つまりWi-Fiで楽天リンク電話をしたところ非通知になってしまい着信ができなくなってしまっていました。
【まとめ】楽天モバイルmineo併用の勧め
楽天モバイルの圏外に遭遇して使ってなかったスマホにmineoを指して2台もちにして更にデュアルSIM対応のスマホに乗り換えて1台2回線で現在利用しています。
普段は楽天モバイルのデーター通信をOFFにしてmineoのデーターをONにして利用しています。
ネットの閲覧や動画鑑賞などは常にmineoのドコモの回線を利用しています。
また
通話は主に楽天リンクで通話して、時々は事情によってはmineoの新しい電話番号で電話をしたりしています。
一番のデメリットとしてはやはり
昼の時間帯にコンビニでペイペイで支払いするときなどは使用不可なのでどうしても楽天モバイルに切り替えて使用しなければならず。
また昼に楽天モバイルの楽天リンクで電話しなければなれない時も楽天モバイルに切り替えしなければなりませんでした月によっては楽天モバイル通信量が嵩み割高になってしまうことが度々ありました。。
昼に通常にネットを利用するのであれば
mineo「マイぴた」データ通信のみ(シングルタイプ)5GB1,265円と最大1.5Mbpsのデータ使い放題のパケット放題 Plus385円の組み合わせ1650円がお勧めです。
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このサービスを併用することで昼もストレスなくmineoの回線でネットも利用できます。
その中でもau回線はSMSが無料でついてくるのでお勧めです。他のドコモやソフトバンクはSMSは有料で132円加算されます。
ただし楽天モバイルの最低料金1078円との合計は2728円と割高になってしまいます。
サービス | 月額 |
mineo「マイぴた」データ通信5G | 1,265円 |
パケット放題 Plus | 385円 |
楽天モバイル1G未満 | 1078円 |
合計 | 2728円 |
データー通信を20G以上使ったとしてそれぞれ比較すると。
楽天モバイルのみ | 楽天モバイル1G未満+mineoマイぴたパケット放題 Plus 併用 | 差額 |
3278円 | 2728円 | 550円(17%安) |
差額は550円でいかなく、月に楽天モバイルのデータ回線を多少使ったとしたら同じぐらいの料金になってしまうかもしれません。しかし楽天モバイルの圏外という障害を回避できるのでお勧めです。
楽天リンクでの電話し放題は別に楽天回線でなくてよいので自宅に光回線などの固定の通信回線がある場合は自宅にいる間はWi-Fiでつなげて楽天回線のデーター通信を切って節約したりすることもできます。
更に既にポケットWi-Fiなどを利用している方は楽天モバイルのデーター通信をOFFにして楽天回線を使用しないでポケットWi-Fiで楽天スマホを利用されることをお勧めします。
mineoのモバイル回線以外のau系列のpovo、ドコモ系列のahamo、ソフトバンク系列のLINEMOなどでも併用できるので利用頻度によっては併用する回線を変えるのも手ですね。
- 楽天モバイル+povo
- 楽天モバイル+ahamo
- 楽天モバイル+LINEMO
各回線の比較は下記の記事で↓